記者発表後のイベントで提供された塩ゆで羊肉

記者発表後のイベントで提供された塩ゆで羊肉

菊池代表は羊指数を発表する思いを次のように話している。羊肉に「硬い、安い、臭い」と言うイメージがついているのは日本だけだ。

その主な原因は、

①以前、肉用種でもない羊毛種の羊の羊毛が取れなくなった老羊を、たんぱく質不足を補うために食用にまわしたこと。
②その当時保存や輸送状況が悪く、脂肪が劣化する場合が多かったことなど、羊肉ではなく、人間側による問題がほとんど。

現在の羊肉と、以前の「硬い、安い、臭い」と思われている羊肉は別物なのだが、なぜか、以前の負の遺産を現在のおいしい羊たちが背負わされ、何か特殊なもの扱いをされている現状がある。これは、まったくもってナンセンスな話。そろそろ、このような過去の呪縛から羊肉を開放する時が来ているのではないだろうか。その解放のための第一の施策として提案したのが「羊指数」である。

chikada013今回公表された羊指数は基準月の2015年6月から2016年7月 までの14回分のデータ。最新の2016年7月の結果は2.25(対前月比0.14ポイント増、対前年同月比0.88ポイント増)となっている。
指数と同時に公表された【短観】によると――

2016年7月の羊指数は、2015年7月からの13か月間で、最高の数値となった。この要因として、ウェブ上での盛り上がりが過去最高水準になったことと、羊肉の輸入量が回復したことが上げられる。ウェブ上では、「ラムチョップ」と「生ラム」の検索数と、羊肉を提供する店舗のPV数が過去最高水準を記録した。また輸入量も、2016年5月以降は回復傾向にある。これは2015年末の輸入分が、2016年前半で消費され、輸入が増えたものと思われる。

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