11月には「大・羊フェスタ2016」を中野で開催

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昨年11月に東京・世田谷区の小田急下北沢駅前広場で「羊フェスタ2015」を開催し、約1万人を動員したが、今年はさらに規模を拡大した「大・羊フェスタ2016 in なかのアンテナストリート」を11月5日(土)、6日(日)、東京都中野区の中野セントラルパークで開催する予定だ。3回目を迎える今年の羊フェスタのコンセプトは「消費者主導の羊肉業界のお祭り」、サブキャッチフレーズは「食べる人、つくる人、売る人、全員集合!!」。

一般社団法人中野区観光協会、㈱場創総合研究所との共催、アルメニア大使館、中野区、オーストラリア大使館、アイルランド大使館の後援、ニュージーランド大使館の賛同、MLA豪州食肉家畜生産者事業団の特別協賛を得て、飲食ブース15店、協賛ブース5ヵ所、社会貢献ブース2ヵ所、直営ブース3ヵ所、大・羊フェスタ大学ブース(学びコンテンツ)、ステージパフォーマンスなどを展開する。動員は2日間で2万人を見込む。chikada015

さらに、全力監修した日本初の羊肉料理レストランガイド「東京ラムストーリー」(発行所:実業之日本社、2014年12月発行)の第2弾の出版も計画している。こうした羊齧協会の活動を後押ししているのがMLA豪州食肉家畜生産者事業団やニュージーランド大使館商務部など供給サイドだ。羊肉のマーケットは輸入物主体で国産は1割にも満たないとあって海外勢が強力にサポートするのは当然と言える。このうちMLAは、オーストラリア産の牛肉と羊肉の販売促進・PRを行う団体。具体的には牛肉・羊肉に関する知識と情報をマーケティングやプロモーション活動を通して日本の食肉業界・消費者に伝える業務を行っている。

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MLAでは「日本で消費される羊肉の約7割が豪州産。ラムのおいしさ、ファッション性、栄養面などあらゆる面からラムの魅力を伝え、日本市場でラム需要を盛り上げたい」(アンドリュー・コックス駐日代表)との考えから、羊肉好きの食のプロフェッショナルを「ラムバサダー」(ラムPR大使)として任命し、ラムバサダープロジェクトを展開中だ。菊池代表もそのメンバーの一人として活躍している。

羊齧協会のこうした消費者サイドの動きは国内の羊肉生産振興に刺激を与えることにもなりそうだ。菊池代表は「羊が好きな人たち全体で羊肉業界を盛り上げていきたい。美食を弄ぶ団体ではない。羊肉のグローバル性を媒体として、多くの人がつながり、相互理解を深める団体としての側面も持つ。特定の地域、会社の羊肉を押すということではなく、まんべんなく羊肉を愛していきたい」としている。

畜産ライター 近田康二