SDGs食材に据え5月から7店舗で60周年フェア-The Okura Tokyo
ホテルオークラ東京(東京港区)が運営するThe Okura Tokyoはオリジナルブランド「オークラ牛」の提供を本格稼働させます。独自に開発したブランド牛を一頭買いするもので、国内初の取り組みとして関係者の耳目を集めています。
オークラ牛は2019年のThe Okura Tokyo開業時に高品質・安心・安全を満たす食材として開発されたもので、島根県益田市の松永牧場でオークラ独自の飼育基準で特別に飼育された黒毛和牛。但馬系の雌牛を通常の黒毛和牛よりも長い生後32ヶ月までゆっくり肥育することで、旨みを蓄えた良質な牛肉に仕上げられています。
同社は2022年をSDGsアクション元年と位置づけ、オークラ牛を“本物の味を伝えるSDGs食材”とし、一頭丸ごと使い切るための調理法と仕組みを構築。一頭買いによりフードロスの削減を促進し、多部位を各店舗でメニュー化します。
5月20日にホテル創業60周年を迎えることから、5月の鉄板焼「さざんか」を皮切りに10月までの半年にわたり、中国料理「桃花林」、日本料理「山里」、オールデイダイニング「オーキッド」、メインバー「オーキッドバー」など延べ7店舗がリレー形式でオークラ牛の特別メニューを提供していきます。
またデリカテッセン「シェフズガーデン」ではオークラ牛のテイクアウトメニューを充実。「オークラ牛の焼肉丼」(2400円)、「オークラ牛と彩野菜のキーマカレー ターメリックライス添え」(1900円)、「オークラ牛のハンバーグステーキ マッシュルームソース添え」(2400円)の3種を販売していく予定。和洋中の料理を通じ、あらゆる技で黒毛和牛の芳ばしい香りと、深いうま味と甘味を伝えます。
松永牧場は希少な固有種モリアオガエルが生息し、夏には満点の星のようにホタルの大群が輝く豊かな自然の中にあります。ISO14001を取得し、高い技術、設備、環境が整う国内有数の環境に配慮した循環型農業を実践。エコフィードを利用し、持続可能な生産が行われています。
鉄板焼さざんか 創業60周年記念メニュー
¥35,000
アミューズ
前菜
さざんかサラダ
ほたて
伊勢海老
オークラ牛フィレ(80g)またはオークラ牛サーロイン(130g)
薄切り オークラ牛リブロース さざんか風
季節の焼野菜
ガーリックライス
味噌椀(伊勢椀仕立て)
香の物
デザート
小菓子
コーヒー
期間限定5月1日~ 5月31日