2015/06/24

「肉のダイエー」の真価を探る、系列牧場と自社PCで食のSPA化推進2

焼肉の“負”を軽減した『家焼肉プレート』

新製品「家焼肉プレート」シリーズの発売開始

一方で、“お客さまのライフスタイルに革命を”—をテーマにした商品開発に注力する。昨年は「3段熟成プライムビーフ」でステーキに革命を起こしたが、今期は焼肉を再強化メニューに据え、その一環として家庭での焼肉の負の軽減を目指した新製品「家焼肉プレート」シリーズを3月6日から新発売した。焼肉は外食における市場規模が伸長を続けている半面、家庭での食卓出現率は減少傾向にある。

「焼肉の調理で生じるにおい、煙、油はねを解消し、家庭で焼肉店の味が楽しめる焼肉プレートをメーカーと共同開発した。アルミ焼プレートのままフライパンで加熱する間接加熱方式で、加熱時のプレート温度が180度前後に保たれることから焦げつきにくく、煙の発生が抑制される。アルミ皿のまま調理し、食卓に出すことができるので後片付けも簡単な画期的な商品である」。

第一弾として牛肉5品目、豚肉3品目、牛豚混合1品目の計9品目が発売されたが、今後も新しい商品を投入するとともに、鮮魚でも同様の商品展開を図る計画。

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